リーダーシップ力には、寄り添うカタチも存在します。
優しい人が組織を抜けた途端、揉め事が起こったり、分裂したりして、寒々しいムードへと一転することがあります。
今まで一度もキレなかった人が、突然イライラし始めるなど。
そこで、みんなが気付きます。
「たいして役に立たない人だと思っていたけど、必要な人だったのね…」と。
人は “この人は何もできない” “考え方が違う” といった理由で、誰かしらを排除しがちです。
そこで、誰とでもつながれる潤滑油的(じゅんかつゆてき)な人が存在するだけで、集団はまとまり、組織は発展するんですよね。